スポーツ紙も増員 甲子園で清宮を待つ“メディアスクラム”

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 東京・八王子市にある早実(西東京)のグラウンドに報道陣が押し寄せた。26日に夏の甲子園出場を決めてから初の練習公開。フリー打撃で目当ての清宮幸太郎(1年)が推定125メートルの場外弾を放つと、20社50人の報道陣は大興奮だった。

「騒がれているけど、活躍がそれに追いついてない。注目や期待に追いつけるように精進したい」 練習後、4日ぶりに取材に応じた怪物候補はそう言って表情を引き締めたが、甲子園ではさらなる“メディアスクラム”に巻き込まれる。

「うちは6日開幕の甲子園に備えて5人の取材チームを組んだ。昨年が3人だから2人増。1人は清宮に張りつかせ、もう1人はそのサポート。他校の試合は見なくていいと言っている。朝から晩までベタづき。試合はもちろん、練習でも1面をつくるという態勢。当然カメラマンも同様です」(スポーツ紙デスク)

 ほとんどの社が、学校担当のほかに清宮番を置き、テレビ局も清宮専属クルーを送り込んで密着するというから、42社255人が駆け付けた西東京大会決勝以上の騒ぎになるのは確実である。

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