スポーツ紙も増員 甲子園で清宮を待つ“メディアスクラム”

公開日: 更新日:

 東京・八王子市にある早実(西東京)のグラウンドに報道陣が押し寄せた。26日に夏の甲子園出場を決めてから初の練習公開。フリー打撃で目当ての清宮幸太郎(1年)が推定125メートルの場外弾を放つと、20社50人の報道陣は大興奮だった。

「騒がれているけど、活躍がそれに追いついてない。注目や期待に追いつけるように精進したい」 練習後、4日ぶりに取材に応じた怪物候補はそう言って表情を引き締めたが、甲子園ではさらなる“メディアスクラム”に巻き込まれる。

「うちは6日開幕の甲子園に備えて5人の取材チームを組んだ。昨年が3人だから2人増。1人は清宮に張りつかせ、もう1人はそのサポート。他校の試合は見なくていいと言っている。朝から晩までベタづき。試合はもちろん、練習でも1面をつくるという態勢。当然カメラマンも同様です」(スポーツ紙デスク)

 ほとんどの社が、学校担当のほかに清宮番を置き、テレビ局も清宮専属クルーを送り込んで密着するというから、42社255人が駆け付けた西東京大会決勝以上の騒ぎになるのは確実である。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    六代目山口組・高山若頭の相談役人事の裏側を読む

  2. 2

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  3. 3

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  4. 4

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  5. 5

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  1. 6

    上沼恵美子&和田アキ子ら「芸能界のご意見番」不要論…フジテレビ問題で“昭和の悪しき伝統”一掃ムード

  2. 7

    “路チュー報道”STARTO福田淳社長がフジ新取締役候補というブラックジョーク…堂本光一も痛烈批判

  3. 8

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希 160キロ封印で苦肉の「ごまかし投球」…球速と制球は両立できず

  5. 10

    ダウンタウン浜田雅功“復帰胎動”でまたも「別人疑惑」噴出か…中居正広氏「病後復帰」では陰謀論がワンサカ