中日若松に完封負け 巨人がまた初対戦投手“アレルギー”発症
年俸550万円の高卒(福岡・祐誠高)3年目に139球で散発5安打、6三振を食らった巨人の原監督は、「大胆なというか、真っすぐも変化球も緩急を使ったいい投手ですね」と脱帽。巨人先発の田口が19歳だったことで「若松は何年生? (大学)3年生と2年生が投げて3年生が勝ったわけだ。とにかく(得点が)0点じゃ話にならない」とお決まりの打線への苦言も飛び出した。
ちょうど1カ月前。広島の新人・薮田に初登板初勝利を献上した。「初登板であの投球。印象に残る投手」と褒めた原監督。1週間前に広島のジョンソンとの初対戦で敗れた際は「何とかしないといけない」と苛立ちを隠せなかった。
いよいよ独走態勢に入るかと思われたが、知らない投手が出てくると、あっさり負けるのも巨人の特徴。混セを演出し、優勝争いを終盤勝負に持ち込みたい他球団は、巨人にはどんどん初物をぶつけるべきである。