「辞めろ投書今も」 中京大中京・高橋監督が語る名門校の重圧

公開日: 更新日:

■総監督は「信じてやれ」と

――強豪校が4年続けて甲子園から遠ざかったことで、非難も多かったそうですね。

「大藤監督が4季連続甲子園に出場してた中での監督交代ですからね。地元でも『これじゃあ、数年は甲子園は無理だ』なんて声も聞きました。僕も大藤監督のつくった流れを切ってはいけない、と思っていた。(渋い表情で)まあ、結果的に切ってしまったわけですけど……」

――辞めたいと思ったこともあるのでは?

「辞めたいというか、この現状を何とかしたいとは思っていましたよ。もし、学校側から『何とかするために辞めてくれ』と言われたら、それはそれで仕方ないとも思っていました。でも、自分から逃げたら意味はない。僕も中京大中京OBですから、監督を任せてくれた以上は……という思いはありました。今でも学校には『高橋を辞めさせろ』という投書が、たまに届きますけどね(苦笑い)」

――嫌な気持ちになりませんか。

「それはそうですけど、その人たちが何かしてくるわけではありませんから。投書だけなら気にする必要もありません」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭