キャディで西山ゆかりの優勝アシスト “芹沢効果”に絶賛の声
■ビジネスの才能も
男子ツアーは8月後半まで試合がなく、ヒマを持て余しているプロはいくらでもいる。キャディー報酬は優勝賞金の10%といわれ、芹沢のように女子プロのキャディーを務めれば勉強にもなるし、収入にもなる。女子プロから男子プロに声は掛からないのか。
「バッグを担ぐというのは、誰でもできるというものではありません。芹沢はレッスンやコース設計を含め、ゴルフをビジネスにしているゴルフプロフェッショナルです。今回の勝利でますます評価が上がり、経営するアカデミーなど、商売的なメリットもある。いわば勝たせるために担いでいるのです。トーナメントだけで飯を食っている連中に、そこまでの気持ちや覚悟があるかどうか。口下手で女子プロの気持ちもわからず、格下の面倒など見たくないと思っている選手ではムリです、男子プロが女子プロのバッグを担ぐことは恥ずかしいことでもないし、お互いにプラスになるのですが……」(田原プロ)
試合に出られずにブラブラしている男子プロは、芹沢を見習うべきである。