先輩・荒木大輔氏も指摘 早実・清宮に見えた「3つの課題」

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■「言葉が先走っているなと感じる時が」

 清宮ならでは、という懸念もある。奔放な発言だ。

 清宮の言葉はコトあるごとにマスコミに大きく取り上げられ、「ビッグマウス」「清宮節」と評される。早実の先輩であるソフトバンクの王会長の通算868本塁打のプロ野球記録を「できれば超えたい」と言って周囲を驚かせたかと思えば、本塁打を放った東海大甲府戦後には「自分はまだこんなもんじゃない。もっと期待していただいて、応えたい」と、強気な発言を連発する。

 愛嬌があり、結果も出ているから今は好意的に受け止められていても、それがいつまでも続くとは限らない。早実の先輩で80年からの3年間、甲子園を沸かせてフィーバーを経験した荒木大輔氏(元ヤクルト)はこう感じている。

「個人的な意見を言えば、マスコミの質問に正直に答えすぎて、言葉が先走っているなと感じる時がある。常に良い時が続くわけではないし、調子を落とすことだってある。周りがいくら大騒ぎしても、その中で少し一歩引いて見ること、割り切って向き合うことも一つの手だと思います」

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