先輩・荒木大輔氏も指摘 早実・清宮に見えた「3つの課題」

公開日: 更新日:

■「言葉が先走っているなと感じる時が」

 清宮ならでは、という懸念もある。奔放な発言だ。

 清宮の言葉はコトあるごとにマスコミに大きく取り上げられ、「ビッグマウス」「清宮節」と評される。早実の先輩であるソフトバンクの王会長の通算868本塁打のプロ野球記録を「できれば超えたい」と言って周囲を驚かせたかと思えば、本塁打を放った東海大甲府戦後には「自分はまだこんなもんじゃない。もっと期待していただいて、応えたい」と、強気な発言を連発する。

 愛嬌があり、結果も出ているから今は好意的に受け止められていても、それがいつまでも続くとは限らない。早実の先輩で80年からの3年間、甲子園を沸かせてフィーバーを経験した荒木大輔氏(元ヤクルト)はこう感じている。

「個人的な意見を言えば、マスコミの質問に正直に答えすぎて、言葉が先走っているなと感じる時がある。常に良い時が続くわけではないし、調子を落とすことだってある。周りがいくら大騒ぎしても、その中で少し一歩引いて見ること、割り切って向き合うことも一つの手だと思います」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ダウンタウン浜田雅功の休養でよぎる2023年の「意識障害」報道…「前日のことを全く記憶していない」

  2. 2

    フジテレビ30代アナ永島優美、椿原慶子が辞めて佐々木恭子、西山喜久恵50代アナが居座る深刻

  3. 3

    ダウンタウン浜田雅功が休養でテレビ業界大激震…キー局編成関係者「いずれ番組の打ち切り話が出てくる」

  4. 4

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  5. 5

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  1. 6

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  2. 7

    志村けんさん急逝から4年で死後トラブルなし…松本人志と比較される女性関係とカネ払い

  3. 8

    【動画あり】イケイケ国民民主党に“パワハラ問題”噴出!女性衆院議員からの罵倒叱責で体調不良に…4人も離党の異常事態

  4. 9

    “現代の遊女”吉原のソープ嬢はNHK大河ドラマ『べらぼう』をどう見ている? 地元は特需に沸く

  5. 10

    日テレ「さよなら帝国劇場」でわかったテレビ軽視…劇場の階段から放送、伴奏は電子ピアノのみ