思い出は「罰走付きフリー打撃」 ロッテ藤岡の桐生第一時代

公開日: 更新日:

「僕らの時は上下関係はそんなに厳しくなかったから、そこは良かったんですが……」

 こう話すロッテ藤岡貴裕(26)は群馬県内屈指の強豪校、桐生第一出身。06年夏の選手権では控え外野手として、07年センバツは外野手兼控え投手として甲子園に出場している。

「当時はみんなの後ろに隠れて、目立たないように怒られないようにやっていた」

 と苦笑いする藤岡が「アレが一番キツかった」と振り返るのが、大会直前のフリー打撃。「エラーすると走らされるんですよ」と、こう続ける。

「ベンチ入りメンバーとそれ以外で時間別に行うんですが、マウンドにピッチングマシンを置いて、内外野を選手が守る。シートノック? そんな形ですね。その中で打者は大体、5~6分、バッティング練習をする。その打球を誰かがエラーした瞬間に練習がストップ。『誰々がエラーしたので、グラウンド一周!』と名前を呼ばれて罰走です。しかも、走るのはその選手だけではなく、練習に参加している全員。連帯責任なんですよ」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    八角理事長が明かした3大関のそれぞれの課題とは? 豊昇龍3敗目で今場所の綱とりほぼ絶望的

  2. 2

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係

  3. 3

    元DeNAバウアーやらかし炎上した不謹慎投稿の中身…たびたびの“舌禍”で日米ともにソッポ?

  4. 4

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    フジテレビ顧問弁護士・菊間千乃氏に何が?「羽鳥慎一モーニングショー」急きょ出演取りやめの波紋

  2. 7

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  3. 8

    菊間千乃は元女子アナ勝ち組No.1! フジテレビ退社→弁護士→4社で社外取締役の波瀾万丈

  4. 9

    中居正広「引退」で再注目…フジテレビ発アイドルグループ元メンバーが告発した大物芸能人から《性被害》の投稿の真偽

  5. 10

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も