次期監督人事にも関与? 阪神改革で暗躍する“意外な人物”

公開日: 更新日:

 これじゃ、亡くなった阪神の中村勝広GMも浮かばれない。

 同GMはことあるごとに「今年は優勝のチャンス」と話していた。それだけに南球団社長はナインを前に「非常に厳しいけど一戦一戦、全力でプレーをして、ひとつでも勝ってくれ。それが、いまできる我々のGMに対する供養になる」とゲキを飛ばした。

 24日の中日戦はまさしく「弔い合戦」だったにもかかわらず、序盤から醜態をさらした4連敗。ここ7試合で1勝6敗の大失速だ。25日からは今季7勝12敗2分けと苦手にする4位広島との3連戦が控えている。優勝どころか、Aクラス確保も危うくなってきた。

「和田監督に対する電鉄本社サイドの評価はガタ落ち。もはや退陣は必至でしょう」と、阪神担当記者がこう続ける。

「昨年も一昨年も9月に入って失速して2位。優勝争いはするのに、ペナントレース終盤のヤマ場で勝ち切れない。3年続けて勝負弱さを露呈したのは致命的でしょう。優勝の可能性が消えた時点で本社と球団幹部が話し合いをもち、そこで監督交代が決定するとみられています」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇