プロ野球選手会事務局長・松原徹氏を悼む
「今日オレ、同病者に荷物持ってもらったわけ?」
「あっはっは、僕は体育会系ですから!」
以来、意気投合し、お互い入退院しつつも、見舞われたり見舞ったり。「抗がん剤は食欲落ちますから」と果物をたくさん抱えてはじけるような笑顔で面会に来てくれた。
今年になって、がん再発もメールで知った。わたくしはくだらんが笑える拙書を病室に差し入れた。
とても元気そうで、「ボクはプロ野球に夢を持っています! プロだけで固まってはダメです。アマと一緒に日本選手権、天皇杯をやりたいんですよ!」と笑った。
このエネルギーはひねたわたくしにゃ到底真似できぬ。
松原さんとのメールやりとり、あれこれ思いつくまま書き記す。
毎週採血の病人同士。
わたくし「都々逸献上、同じ手ばかり、血管(欠陥)さらす強行採血(採決)好きじゃねえ」
松原さんの返事「まったく同感!(笑)」