元アスレチックス「ビッグ3」マルダーが語る“苦手”イチロー

公開日: 更新日:

 全盛期の安打製造機としのぎを削った、かつての最多勝投手がマーリンズ・イチロー(41)にエールを送った。2000年代前半にティム・ハドソン(現ジャイアンツ)、バリー・ジト(現アスレチックス)とともに「ビッグスリー」と呼ばれ、アスレチックスの投手陣を支えたマーク・マルダー(現ESPN解説者)だ。

 01年に最多勝(21勝)を獲得し、メジャー通算103勝(60敗)の左腕はマリナーズ時代のイチローを苦手にしていた。通算38打数17安打の打率4割4分7厘と打ち込まれた。

 9月27日に行われた「ビッグスリー」の功績を称えるセレモニーに出席したマルダーを直撃した。

――マリナーズ時代のイチローの印象はいかがでしたか?

「なかなかアウトを取れなかったよ。すごい打者だったね。スプリングトレーニングで初めて対戦した時は、他の米国人選手と変わらないだろうと思ったんだ。それがレギュラーシーズンが始まると、間違いだったことがわかったよ」

――対戦成績では分が悪かったですね。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動