野球賭博の激震続く巨人 続投へ燃える原監督と冷めるナイン

公開日: 更新日:

 対照的に原監督(57)は9日の練習前に「まずは一つ一つ。一歩一歩。頂上がだんだん近づいてくるように、腰を据えて戦っていきたい」と、悶々としている選手を尻目にやる気満々。6日からの練習期間では密室で坂本に個人指導を行うなど精力的だった。

 無理もない。契約最終年の自身の去就がこのCSで決まるかもしれないからだ。

「5日に行った球団幹部へのシーズン報告でも契約の話はなかったというが、『ポストシーズンの結果次第』とノルマを提示されたともっぱらです。加えて、ここにきて『賭博問題』が原監督の続投へ追い風になるのではという声も、わずかだが出てきているといいます。身内の読売や球団内で『監督問題なんてやってる場合じゃない』という意見もあるそうなのです。CSを勝ち抜き、日本シリーズも勝って日本一にでもなれば、続投がぐっと近づくからです」(球界関係者)

 熱い原監督と冷めたナイン。この指揮官のために戦う選手が何人いるかが分かるCSになりそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    初V京都国際の《正体》と《左腕王国の秘密》…野球部“以外”の男子生徒わずか12人

  2. 2

    《古いタイプの指導者》はア然ボー然…大谷の恩師による「甲子園塾」講義の中身

  3. 3

    悠仁さま「進学に向けた勉学の大切な時期」でも続く秋篠宮家と宮内庁の軋轢

  4. 4

    「Snow Man=めめ以外は演技下手」定着のリスク…旧ジャニのマルチ売りに見えてきた限界

  5. 5

    山陰まで及ぶ大阪桐蔭・西谷監督のスカウト活動範囲…《最新車で乗り付けてきた》の声も

  1. 6

    目黒蓮をCMに再起用したコーセーにSnow Manファン大暴走 佐久間大介も別問題でファンに苦言

  2. 7

    吉永小百合(10)「15歳年上のバツイチと、よく一緒になりましたね」会員限定記事

  3. 8

    ドジャースの“朗希タンパリング疑惑”で大迷惑!米29球団&日本プロ球団こぞって怒り心頭の納得理由

  4. 9

    麻生太郎「3頭体制」崩壊でいきなり窮地…自民党総裁選でキングメーカーとしても機能せず

  5. 10

    元プロが関わる「チンピラまがい」の関西ボーイズチーム出身者にスカウト要警戒《教育できそうにない》