上海マスターズも8強逃す 調子急降下の錦織圭に何が?
ピークは昨年だったのか。
男子テニスツアー・上海マスターズ(中国・上海)3回戦で、世界ランキング6位で第6シードの錦織圭(25)は、同10位のケビン・アンダーソン(29=南アフリカ)と対戦。6-7、6-7でストレート負けした。
ツアーで過去2戦2勝の相手に競り負けた錦織は、この大会が今年19試合目(デビス杯含む)。ツアー終盤で疲れもたまっている頃だが、不甲斐ない試合が続いているのは単なる疲労ではなさそうだ。
今年は6月のゲリー・ウェバー・オープン準決勝で、左ふくらはぎを痛めて途中棄権。ウィンブルドンも同箇所の痛みで2回戦直前に棄権した。
8月のロジャーズ杯準決勝でマレーに惨敗。やる気のないプレーにブーイングを浴びると、直後に左臀部を痛めていたことを明らかにした。
昨年決勝に進出した全米オープン1回戦では、過去2連勝していた同41位のペール(仏)にまさかの敗戦。準決勝で敗れた先週の楽天オープンでは、メディカルタイムアウトを要求し、右肩のマッサージを受ける一幕もあった。右肩にテーピングをして臨んだこの日は凡ミスを連発した。