辞任示唆がまさかの“昇格” 巨人村田ヘッドが語る翻意の真相

公開日: 更新日:

「貧打の一番の責任者が“昇格”するんだから理解ができない。真っ先に責任をとらなければいけない立場じゃないか!」

 辛口のOBから、そんな厳しい意見が飛んでいる。チーム打率がリーグ最低に沈んだ今季、攻撃部門のチーフ格にあたる「総合担当」として、批判の矢面に立たされた村田真一コーチ(51)。本人も責任を痛感し、一度は退任を示唆したが、フタを開けてみれば、新たに就任した高橋由伸監督(40)のもと、なんとナンバー2の「ヘッドコーチ」におさまったものだから、チーム内でも首をかしげる人間が少なくない。経験の浅い新監督を支える参謀役になった同コーチを直撃して話を聞いた。

――高橋新監督を支えるポストに昇格しましたが……。

「由伸監督のいい相談役になりたい、と思っている。的確なアドバイスができるようにしたい」

――今季のチーム打率.243はリーグ最下位。98本塁打、467打点はともにリーグ4位だった。貧打がV逸の最大の要因だったが、責任を感じましたか?

「当たり前や。今年は打てなかった。去年も? そうだな。悔しかったし、それで監督も代わったわけやから。担当コーチとしては当然、責任を感じていた」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…