やっと正式契約も…ドジャースが躊躇したマエケンの爆弾
ドジャースと大筋で合意に達していた前田健太(27)の正式入団が決まった。
ドジャースは6日(日本時間7日)、「前田の入団会見を7日(同8日)にドジャースタジアムで行う」と発表した。交渉期限の8日(同9日午前7時)を前に契約がまとまった。
契約の詳細は明らかになっていないが、現地で伝えられたところによれば「8年総額2400万ドル(約29億円)」(年平均約3億6000万円)。一定の条件をクリアすれば、最大で年間1300万ドル(約16億円)の出来高が付く。
前田がドジャースと合意したとの一報が伝えられたのは12月31日。球団からの正式発表が遅れたのはメディカルチェックで前田の右肘に異常が見つかったためだ。
6日付の「CBSスポーツ」(電子版)は、ある情報筋の話として「ドジャースは前田のある部分で将来的に手術が必要になると判断した」と伝えている。
「ある部分」が、右肘であることは明らか。記事では「前田が3~4年、安定して活躍するなら、契約に値するとみている」としているが、レンジャーズ・ダルビッシュら多くの日本人投手がトミー・ジョン手術を受けたように、前田も3~4年後には右肘にメスを入れることになると予測しているようだ。