目標「200イニング」 マエケンがドジャース入団会見で決意
「日本のサイ・ヤング賞(沢村賞)右腕」が、ドジャーブルーのユニホームに袖を通した。
ドジャースは7日(日本時間8日)、広島からポスティングでのメジャー移籍を目指していた前田健太(27)と8年契約を結んだと発表。今後はドジャースから広島に譲渡金2000万ドル(約24億円)の支払いが済み次第、契約が完了する。
アンドリュー・フリードマン社長とともに本拠地ドジャースタジアムの会見場に姿を見せた前田は「広島東洋カープから来た前田健太です」と、まずは英語で自己紹介。「歴史と伝統のあるドジャースの一員になれたことを誇りに思います」と日本語で続けた。西海岸の名門球団を選択した理由については「最大限の評価をしてくれた。長きにわたってこのチームで頑張ろうと決心した」と説明。背番号はかつて広島の先輩である黒田博樹も身に付けた「18」。真新しいユニホームを着用した前田は1年目の目標について「200イニングはしっかり投げたい」とし、世界一になって「シャンパンファイトを経験してみたい」と話し、米国の報道陣の笑いを誘った。