共催ツアーにスピース出場も…日本ゴルフ界が喜べない理由
「地元シンガポールのイベント運営会社ワールドスポーツグループが折衝して、話をまとめたのです。アピアランスフィもビックリするほどの金額ではなく、もともとの予算内でおさまったようだ。このイベント会社はかつて、欧州ツアーと共催でシンガポールオープンを運営していた。大物を呼ぶノウハウも、行動力もある。JGTOや日本の関係者はスピース招聘には一切ノータッチ。スポンサーのSMBCも、昨年10月にスピースが出場することを聞いて驚いていたぐらい。アジアンツアーの方が大物プロを呼ぶだけの力があるというわけです」
日本サイドにとってはおいしい話だが、日本単独で大会を主催できないばかりか、大物プロを呼ぶのもおんぶに抱っこというのだから情けない話である。日本ツアーがアジアンツアーにのみ込まれる日も、そう遠くないかもしれない。