キャンプは金本カラー前面に…阪神「超改革」ここまで順調

公開日: 更新日:

 グラウンドに笑顔がはじけた。

 第1クール最終日の午後、ベテランや二軍から緊急昇格したペレスを除く一軍選手を5組に分けて、外野に設けられた1周約300メートルのコースでリレー競走が行われた。運動会でよく聞くBGMをバックに、抜きつ抜かれつのレースで2着までに入らなかった3つのグループは、2回目のレースを走り終えると「死にそう」と言いながら膝をガクガクさせたり、芝生の上にダウン。息も絶え絶えの選手たちを見て金本監督やコーチ、スタンドも大笑い。これまでの阪神キャンプでは見られない一幕だった。

 秋季キャンプでも1度だけ行われたこのリレー。今キャンプでは休日前の恒例メニューにするという。「超変革」をスローガンに掲げる新監督は、「厳しさと明るさ」のあるチームにしたい。金本カラーが出た練習メニューだった。

「超変革」といえば、ダメ虎改革を託されたかつての星野監督もそうだった。4年連続最下位のチームをガラリと変えるため、キャンプ初日からヘッドの島野さんが拡声器を使い選手を鼓舞し、皆、大声を出してユニホームも真っ黒だった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動