ハム大谷「本当の敵」はソフトB 開幕投手決定で2試合先発

公開日: 更新日:

 前日に2年連続の開幕投手が発表された日本ハム大谷翔平(21)が23日、報道陣に対応して「キャンプの成果を開幕から出していければ」と話した。開幕戦の相手であるロッテについては、「去年とはメンバーが代わると思うけど、難しいマウンドになると思う」と答えて表情を引き締めてみせたが、恐らく開幕の相手は眼中にない。

 昨年のロッテとの対戦成績は3試合で2勝1敗の防御率1.13。開幕の舞台となる敵地QVCマリンでは、完封勝利を挙げている。ロッテはチームリーダーの今江が楽天に移籍し、4番候補だった新外国人のナバーロが実弾所持で逮捕。出場停止処分を受けることが濃厚で、大谷には難しい相手ではないだろう。

 本当に見据えているのはその先だ。開幕カードでの登板が決まったことで、大谷は5月末の交流戦開幕まで対ソフトバンク4カードのうち、2試合に先発することが濃厚なのだ。大谷は昨季のソフトバンク戦で1勝2敗、防御率6.58。ソフトバンクにだけは、やられまくった。2年連続日本一のソフトバンクから優勝を奪うには、直接対決を制する他ない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…