フルスイング伝授? 竜二軍・小笠原道大監督語る「指導論」
――選手を指導する上で心がけていることはありますか?
「二軍は40~50人の選手がいる。全員が一緒というわけにはいかない。選手の状況によって、今まで自分が経験したものから一番合ったものを引き出せればと思う。これが良かったからと決めつけると、固定観念が見えない部分をつくってしまう場合があると思う」
――コーチとはどんなコミュニケーションをとっているのですか?
「自分から相談して、担当コーチがこういうやり方もあると、引き出しを出してくれて非常に助かっています(笑い)。コーチは年上の方が多く、年下がトップにいますので大変でしょうけど、そこも気を使っていただいていますので、コーチ全員とスクラムを組んでいきたいと思っています」――年上のコーチと接する際に心がけていることはありますか?
「相手への敬意を持たなくてはいけないと思っています。どんどんリクエストして、今はほとんどアドバイスを仰いでいます。練習メニューを組むことが大半ですが、皆さんスペシャリストでいろんな考え方をお持ちなので全部が全部聞いている段階です(笑い)」
――巨人は現役時代に巨人で一緒にプレーした高橋監督が就任しました。
「凄く良い人間ですから、頑張ってほしい。自分は立場が違いますけど、お互い成長していければ。本人には『お互い頑張ろう』と伝えました」