キャンプにも持参 ヤクルト川端は特注寝具で寝違えゼロに
「寝具です。マットレスと枕は手放せません。キャンプ地にも持参しました」
昨季の首位打者(.336)、最多安打(195安打)の2冠を獲得したヤクルトの川端慎吾(28)がこう語る。3年ほど前に大手寝具メーカーで購入。自身の体格(185センチ、86キロ)に合わせて細かなデータを取った特注品だ。
たとえば枕は、中身の素材だけでなく、高さもミリ単位で調整。両サイドを少し高くすることで真ん中にくぼみができ、頭が横向きでも、あおむけでも、どちらにも対応できる代物という。
「枕は横向きになったときにちょうどいい高さになっているんです。自分は寝ているときに横向きかうつぶせになりがちで、寝違えることもあったのですが、購入してからは寝違いもなく、スッキリ朝が迎えられるようになりました」(川端)
昨季は巧みなバットコントロールで、バントのない攻撃的2番としてチームの優勝に貢献。今季はDeNA、阪神などライバル球団がこの攻撃的2番を敷く可能性がある。
今季も現段階では、2番での起用が検討されており、3月の侍ジャパンの強化試合(台湾戦)にも選出された。
「プレミア12では悔しい思いをしたので、いい緊張感の中で2試合とも勝ちたい」と、意気込んでいる。