ヤクルト真中満新監督が就任早々語った「チーム再建策」
「2年連続最下位という厳しい状況ではありますが、必ずやチームをいい方向に持っていけると確信しています」
8日、ヤクルトの新監督に就任した真中満監督(43=前一軍チーフ打撃コーチ)が力強い言葉で監督就任挨拶を行った。ヤクルトは今季、首位巨人から21ゲーム差の最下位に沈み、小川監督が任期満了で退任。低迷するチームの舵取りを任された青年監督に本紙が独占直撃を敢行。自身が目指す野球、チーム再建策、優勝争いのライバル巨人のことなどを語ってくれた。
■「Aクラスは十分狙える」
──監督を要請された時の率直な気持ちは?
「自分としては現役、コーチ、二軍監督、一軍打撃コーチと段階を踏んできて、そういう話があればしっかりできるように準備してきたつもりです。俺が監督をやったなら、こうしようというプランを持って取り組んできた。監督の仕事は重責ではありますが、やりがいを感じています」
──真中監督が現役時代に仕えた野村克也監督の影響もあるんでしょうか?