内野陣ポロポロと…巨人は首位でも「100失策V逸」ペース
■名手特有の軽いプレー
「外国人が内野に2人入ると、どうしてもエラーが増える気がする。二塁のクルーズは坂本の欠場で遊撃に回るなど、チームの存在感は今やナンバーワン。でも、守備では名手特有の軽いプレーも目立つ。『その距離をバックトスするか?』みたいな……。一方でギャレットは言うまでもなく動きが重い。その上、少し難しい送球は捕球できない。エラーの数は増えて当然なんです」(ある巨人選手)
巨人が最近V逸したのは、10、11、15年。100失策の翌11年はリーグ3位の67失策に激減したものの順位も3位。15年は同2位の72失策で順位も2位だった。失策数と順位は比例することが多いのは気になるところだ。
現在巨人は首位。指揮官がおおらかなおかげで、細かいことは言われなくても、エラーの数が多ければ、それなりの順位に落ち着くのが最近の傾向。巨人がこの期間にやるべきことは、「1000本ノック」ではないか。