復帰目途立たずテレビ解説 石川遼の腰痛はどうなっている

公開日: 更新日:

 どんな状態なのか。

 菊水整形外科の千場隆之院長が「実際に診察したわけではないので一般論になりますが……」と前置きしたうえで、こう続ける。

「そもそも腰椎椎間板症自体が曖昧な病名であり、椎間板に原因がありそうな場合にそう診断します。ヘルニアのように原因がハッキリしていれば的確な治療を施せますが、原因がわからないことには治療法を決めかねることになる。しかも場合によっては椎間板が原因ではないこともあります。そのため、どれくらいで治るかも予想しづらい。だから厄介なのです。以前、骨折した上関節突起基部が完治していないとしたら、分離症の可能性も考えられます。分離していると骨自体が前にズレたり、不安定な動きになり、神経を圧迫して腰や足に痛みが出ます。そうなると自然に治ることはありません。負担をかけないようにするか、手術でズレている部分を固める必要があります」

 ツアーに出場できず、解説の仕事を引き受けているぐらいだから、本調子にほど遠いのはよくわかる。痛みを抱えながらクラブを握れば恐々とフルパワーを出し切れない。復帰はまだまだ先ということも十分に考えられる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭