J最多G大久保嘉人が見た“点取り屋”のライバルたち
「Jリーグでゴールを量産していたら、呼ばれる可能性はゼロじゃないと思うし、少なくとも心構えをしておくことは、非常に大事だと思います」
――川崎のチームメートで35歳のMF中村憲剛選手、2トップを組んでいる現役日本代表FW小林悠選手(28)の3人が日の丸をつけて競演して欲しい。そう期待しているサポーターは、少なくないと思います。
「憲剛さんは(いつ呼ばれてもやれる)自信はあると思いますよ。オレですか? いつ呼ばれても大丈夫なように常に準備はしています」
――代表FWの新しいメンバーとして鹿島FW金崎夢生(27)はどう見ていますか? 日本人にしては珍しく、貪欲にガツガツとゴールを狙うタイプです。
「オレはすごくいいと思っているよ。何が何でも俺が決めるんだ! って気持ちが、すごく伝わってくるからね。この前のW杯予選(アフガニスタン戦=3月24日)で9本のシュートを打って1ゴールだって? それでいいと思うよ。外国人ストライカーは、何よりも《シュートで終わる》という意識を強く持っている。どんな形でもいいから、たとえ入らなくてもいいから、あくまでシュートで終るというのは、日本人FWにとっても参考になると思うね」