J最多G大久保嘉人が見た“点取り屋”のライバルたち

公開日: 更新日:

■宇佐美が苦境を乗り越えるには?

――昨シーズン、得点王を争った宇佐美貴史が今シーズン、Jリーグで2ゴール(6日現在)と苦しんでいます。

「特に今シーズンの序盤は、昨シーズンのような勢いはなかったね」

――昨シーズン途中には「宇佐美選手には追い付けないかも」と話していましたよね。

「そうやった。ものすごい勢いだったからね。本当に上手い。上手いんだけど、(対戦)相手も研究してくるからね。苦境を乗り越えるには? 失敗しても、とにかくやり続けること。貪欲にゴールを狙い、とにかくシュートを打つこと。これに尽きると思うよ」

――大久保選手が口癖にしている「絶対にゴールを決める! という強い気持ちがストライカーには必要」ということですね。

「ゴールを決めると《試合ごとに取らないといけない》という気持ちにとらわれ、プレッシャーとなっていく。それを跳ね返すだけの強い気持ちを90分間、フルに持ち続けることが、若手には難しいかもしれないよね」

(聞き手=元川悦子・サッカージャーナリスト)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出