巨人先発“火の車” 二軍でくすぶる高年俸投手に冷たい視線
「就任当初から高橋監督は内海をキーマンとして挙げているから、状態が良ければすぐにでも上げたい。でも斎藤二軍監督ら首脳陣は『とても推薦できない』と頭を抱えているのが現状です。状態は深刻で、3日に5回10安打5失点とめった打ち。4月に一軍の先発に抜擢された二軍のエース格・平良は現在故障でノースロー中。こんな時こそ、内海と大竹が一軍で投げてくれないと困るんですけど……」(二軍関係者)
平良の年俸は600万円、江柄子は1230万円、長谷川は420万円。今季先発で抜擢された3人の年俸を合計しても2000万円そこそこである。大竹はこの日の二軍戦で8回2失点。一軍昇格の可能性が出てきたとはいえ、高橋監督が最も期待を寄せる元エースの内海は、二軍ローテの中で最も下の位置付けだというから、まさに4億円と1億円の“給料泥棒”。安月給の若手投手に罪はない。