打点位置が芯から8ミリ以上ブレるとフェースの向きが大きく変わる
ヘッドのブレを高速度カメラで撮影すると、芯から8ミリ以上打点がブレると、インパクトの衝撃でフェースの向きは10度以上に変わる。まったく同じスイングをしていても、フェースをスクエアに戻しても打点位置が大きくブレてしまうと、ボールは右にも左にも飛び出してしまうし、普段よりも左右に曲がってしまうことが確認できる。
ゴルフは物理。ボールが真っすぐ飛ぶのも左右に曲がるのも、すべてインパクトの瞬間で決まる。
今のドライバーはヘッドが大きくなってミスに強くなってはいるが、それでも芯を8ミリ以上外してしまうと、約1トンのエネルギーによってフェースの向きは大きく変わってしまうのだ。