ジャイアンツ打撃陣が声揃える マエケンは攻略し難い投手
ドジャース・前田健太(27)が23日(日本時間あす24日)、地区優勝を争うジャイアンツとの直接対決2戦目に登板する。ドジャースは現在、2位ジャイアンツに0.5ゲーム差をつけたナ・リーグ西地区首位(22日終了時)。地区連覇を目指すドジャースの首位固めは前田の投球にもかかっている。
ともにカリフォルニア州を本拠地とする両球団による名門対決は人気カードのひとつ。今回はロサンゼルスでの3連戦だが、ジャイアンツの本拠地サンフランシスコでの試合では地元ファンによる「BEAT LA」(LAのチームをぶっつぶせ!)の大合唱が球場全体からわき起こるなど、両軍のファンは熱狂的だ。
■彼との対戦はチャレンジ
前田のジャイアンツ戦の登板はここまで1試合。4月17日に7回を1本塁打含む4安打1失点に抑え、2勝目をマークした。両軍による直接対決を前にジャイアンツの主力打者に宿敵ドジャースと前田の印象を聞いた。
「ドジャース戦はいつでも盛り上がって激しい。今回もエキサイティングなシリーズで、激しい戦いになる」と言うのはジョー・パニック(25)。強打の二塁手は4月の対戦で前田から一発を放っているが「マエダはとても良かった。きちんとゲームプランを持っていたようで、豊富な球種でストライクを取っていた。彼との対戦はチャレンジになる」と話す。