ハリル後任に“第4の男” CS進出の川崎・風間監督が急浮上
ロシアW杯アジア最終予選初戦のUAE戦(9月1日)を落とした日本代表。6日の2戦目タイ戦に勝てなかったらハリルホジッチ監督解任騒ぎが勃発するところだったが、それでも2―0の勝利で「首の皮一枚残った」(サッカー記者)。しかし、10月6日の3戦目イラク戦、11日の4戦目オーストラリア戦が不発に終われば、今度こそスパッと切られる可能性は大きいともっぱらだ。
そこでポスト・ハリルの名前として現日本代表コーチの手倉森誠・前五輪監督(48)、広島を率いてJ優勝3回を誇る森保一監督(48)、14年Jリーグを制した長谷川健太G大阪監督(51)が取り沙汰されているが、ここに来て「第4の男」が急浮上してきた。25日の横浜M戦を終了間際の劇的決勝弾でモノにして年間総合順位1位をキープ、Jリーグ王者を決めるチャンピオンシップ(CS)戦出場資格の年間順位3位以内を「初めて確定させた」川崎の風間八宏監督(54)のことである。
「風間監督の『走りながらボールをつないで相手守備網を崩せば、スペースがなくても十分に攻め込める』という攻撃サッカーを12年4月に川崎監督に就任して以来、ブレずに貫いてやってきたことが、今シーズンついに花開いた」(前出の記者)