巨人坂本とカープ菊池 “死球ゼロ”で打者タイトルが確実に

公開日: 更新日:

 巨人坂本勇人(27)が珍しい首位打者になりそうだ。今季、いまだに死球がないのである。

 好成績の選手は通常、執拗にインコースを攻められるもの。その過程で死球を受けることになるのだが、坂本は1つも当たっていない。しかも、.269と低迷した昨季もゼロ。足掛け2年にわたり、ぶつけられていない。

 29日の巨人戦で180本目のヒットを記録し、最多安打のタイトルを確実にした広島の菊池も死球がない。なお、両リーグで規定打席に達している打者は全部で55人いるが、「死球ゼロ」はこの2人だけである。菊池は理由をこう説明した。

「痛いし、当たるのはイヤなんで、ホームベースから離れ気味に立つようにしています。もちろん、うまくよけるのも大事。テツト(ヤクルト・山田)は背中にドスンと当てられてから打率が下がったじゃないですか。絶対にそうなるんですよ。ハヤトさん(坂本)もよけるのがうまいんじゃないですか。いや、インコースを打つイメージがあるから、広島を含めて内角を攻められなかったのかもしれませんね」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動