新規参入5年でCSへ DeNA前オーナーは快挙どう見た<前編>

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「最初に『3年でCS、5年で優勝してください』と言ってるんだもの(笑い)。13年にマラソンの実業団チームを持つ時も、瀬古監督に『3年でニューイヤー駅伝を勝ってくださいね』と言った。瀬古さんは『厳しいなあ、(野球と)どっちが先かな』とおっしゃられていましたけどね。それくらいの気持ちでやらないと結果は出ません」

――球団の変化を感じますか?

「先日、三浦投手の引退試合を観戦しました。98年優勝時に主力として活躍して、その後、球団としてすごく大変な時期を経験した人。昨年から多くのお客さんが来てくれるようになり、立ち見も出たけど、決して普通のことではないと知っていると思う。あれだけのお客さんに熱中して応援してもらえるように、常にチームも球団経営も意識することがビジネスとして利益が出る形になるのかなと。ある種、ビジネスの原点。『お客さんに満足してもらう』とよく言いますけど、本当の意味で満足させられてるんですか? というと、そうでない場合も少なくないですから」

――新規参入前はスタンドはガラガラでした。

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