菅野と田口はベイ苦手…巨人CS第1S敗退これだけの根拠
「正直言って分が悪い。何とかしないといけないんだが……」
8日に開幕する巨人とDeNAによるCSファーストステージに向け、巨人のチーム内からは、こんな声が聞かれる。
今季の対戦成績はDeNAの14勝10敗1分け。とりわけ最後の6試合はDeNAの6連勝でフィニッシュした。巨人OBが言う。
「投手の柱となる菅野も田口も、DeNA戦を一番苦手にしている(菅野1勝1敗、防御率4・05、田口1勝2敗、防御率3.74)。9月下旬の東京ドーム、横浜での2連戦は、相手の先発を打ち崩しながらも終盤に逆転負け。DeNAの勢いを感じる。投手陣は筒香、梶谷、ロペスを苦手にしているし(筒香.319、7本塁打、18打点。梶谷.353、4本塁打、16打点。ロペス.330、8本塁打、17打点)、向こうの先発は左腕の石田、今永あたりだろうけど、決してカモにしているわけではない。中継ぎに左腕の砂田が回っているのも嫌でしょう」
監督として日本一3度の野村克也氏は「短期決戦こそデータをいかに活用するかが重要になる」と言っているが、巨人はそこにも問題がある。ライバル球団のスコアラーがこう言った。