ダルが“背信”の4発被弾5失点…レンジャーズ地区Sで2連敗

公開日: 更新日:

 レンジャーズ・ダルビッシュ(30)が強力打線の餌食にされた。

 7日(日本時間8日)のブルージェイズとのア・リーグ地区シリーズ(5回戦制)第2戦に登板。5回を4本塁打含む5安打5失点で負け投手に。チームは2連敗で後がなくなった。

 霧雨が降りしきる中、本拠地のマウンドに上がったダル。二回1死一塁から6番トゥロウィツキーに甘く入った152キロの直球を左翼席に運ばれ2点の先制を許す。その後は毎回、走者を背負いながらも無失点で切り抜けたが、五回に乱れた。

 先頭の8番ピラーに高めの直球を左翼席に叩き込まれると、1死後、1番カレーラにも被弾。3番で今季の打点王(127)エンカーナシオンにも一発を浴び、この回だけで3本のソロ本塁打を許した。

 相手のブルージェイズはレギュラーシーズンにリーグ3位の221本塁打をマークするなど、メジャーを代表する打線。前日の初戦はエース左腕ハメルズが6安打7失点と炎上。今季、右肘手術から完全復活を果たしたダルも強打者たちを食い止められなかった。

▽ダルのコメント
「真っすぐを狙ってきた相手にうまく打たれた。真っすぐ主体でいきすぎた。(4本塁打は)野球なのでそういうこともある」

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