PSでカーショウを酷使…ドジャース監督は訴えられないか

公開日: 更新日:

 通常、1週間に1回投げるプロ野球の先発投手にしてみれば、想像を絶するフル回転には違いない。メジャーのポストシーズンで投げまくっているドジャースのクレイトン・カーショウ(28)のことだ。

 ナショナルズとの地区シリーズ初戦(7日)に先発後、中3日で11日の第4戦に先発。2勝2敗で迎えた13日の第5戦は抑えとして中1日でマウンドへ。16日のカブスとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦には中2日で先発した。

 ドジャースは昨年、一昨年と選手総年俸がメジャートップ。圧倒的な戦力を武器に今年で4年連続地区優勝したが、過去3年はいずれもリーグ優勝はしていない。今年こそ勝ちたい事情は理解できる。

 エース・カーショウの年俸は3457万ドル(約36億円)。メジャーナンバーワンの高給取りでもあるだけにフル回転は当然とはいえ、ここまでボロ雑巾のように使うことは果たして許されるのか。米国は法律にシビアな契約社会だ。ロバーツ監督が訴えられるなんてことはないのだろうか。

「過去に投手をフル回転させたことで、監督や球団が訴えられた事例は記憶にありません」と、アメリカ野球愛好会副代表の鈴村裕輔氏はこう言った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 3

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  5. 5

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  1. 6

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  2. 7

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 8

    雑念だらけだった初の甲子園 星稜・松井秀喜の弾丸ライナー弾にPLナインは絶句した

  4. 9

    「キリンビール晴れ風」1ケースを10人にプレゼント

  5. 10

    オリックス 勝てば勝つほど中嶋聡前監督の株上昇…主力が次々離脱しても首位独走