サウジに勝って再認識…本田圭佑は日本代表に必要ない?

公開日: 更新日:

「現時点での本田の掛け値なしの評価は『違いを出せない選手』というものです」とは元ワールドサッカーグラフィック編集長の中山淳氏だ。

「全盛期の本田であればサイドからのクロスに相手DFよりも半歩先に飛び込み、ゴールを奪っていたでしょうが、この日はすべてDFとの競り合いに勝てず、シュートを打てなかった。スピードもキレも失われ、キープ力の低下からボールを失う回数も増え、チームメートにとって“合わせづらい”選手になった。本田の力が現状のままであれば、代表に不必要な選手と言わざるを得ない」

■フル出場の選手ではない

 かねて「運動量が少なく、スピードのない本田のところで攻撃が停滞してしまう。本田は賞味期限が切れた選手ではないか? シビアに検証すべきだろう」と話していたのは、メキシコ五輪で銅メダリストと得点王に輝いた“世界のカマモト”釜本邦茂氏である。

「試合序盤は日本、サウジともに厳しいプレスを掛け合い、攻守が目まぐるしく変わるスピーディーな展開だった。ベンチの本田が先発していたとしても、試合の流れについていけなかった可能性が高い。後半になるとプレスも弱まり、ピッチにスペースが生まれ、それで本田も何度か攻め入ることができたが、いずれにしても、本田は先発してフル出場する選手ではなくなったことを印象付けた試合となった」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…