清宮より凄いと話題 履正社スラッガー・安田尚憲の正体
プロ注目の2人の主砲が“競演”した。
15日、明治神宮大会高校の部決勝が行われ、履正社(近畿・大阪)が早実(東京)を破り初優勝を飾った。
早実は初回、「3番・一塁」で先発出場した清宮幸太郎一塁手(2年)のソロ弾で先制すると、同点の三回1死一、三塁から、今度は履正社の安田尚憲三塁手(2年)が右翼へ豪快な3ランを叩き込んだ。試合は履正社が4-6の四回に7点を奪い逆転。清宮早実に打ち勝った。
清宮は高校通算76号、安田は同44号。先週の開会式の際、清宮は「遠くから見ても大きかった(安田188センチ・92キロ、清宮184センチ・97キロ)。安田君の打撃の良さとか噂は聞くので負けないようにしたい。今のままじゃ、自分より全然(安田の方が)上だと思う」と発言。
この日、履正社の岡田監督は「清宮君はレベルが違う。ヘッドが速く高校生では抑えられない凄い打者。安田は清宮君のレベルではない。少しでも近づけるよう努力して欲しい」と、清宮を持ち上げている。