出場停止中のシャラポワ リオ五輪金プイグと“試運転”試合
グランドスラムの元女王が、オリンピックのクイーンと顔を合わせる。
ドーピング違反で出場停止処分を受けた女子テニスのマリア・シャラポワ(29=ロシア)が、15日(現地時間)にプエルトリコ・サンフアンで行われるエキシビションマッチで、リオ五輪金メダルのモニカ・プイグ(23)と対戦することが分かった。
2日には、スペイン・マドリードで今季の全仏覇者ガルビネ・ムグルサ(23=スペイン)との対戦が予定されており、シャラポワにとっては3試合目のエキシビションとなる。
シャラポワが出場する試合は、プイグが母国プエルトリコで開催する「モニカ・プイグ招待」。11月上旬に招待状が届いたそうで、「モニカと対戦することを楽しみにしている」と、シャラポワは自身のツイッターでコメントしている。
シャラポワは今年1月の全豪オープンでのドーピング検査で禁止薬物メルドニウムが検出され、6月に国際テニス連盟(ITF)から2年間の資格停止処分を受けた。処分を不服としてシャラポワはスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴し、10月には処分期間は1年3カ月に短縮された。処分が解ける来年4月の復帰が予定されている。