センター確約しWBCもOK 巨人の陽岱鋼“特別待遇”どこまで

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 日本ハムから巨人へFA移籍した陽岱鋼(29)が19日、東京都内のホテルで入団記者会見に臨んだ。「GMから『優勝するためには君の力が必要』と言われた。野球選手なのでうれしかった」と巨人入りを決めた理由を明かした。

 この日の晴れ舞台に集まった台湾メディアは7社12人。会見には通訳が付き、球団の公式フェイスブックで生中継されるなど、注目度は高かったようだ。そんな母国の人気者がさらに注目されるのが、来年3月のWBCである。13年の前回大会で活躍し、スター選手になった経緯がある。

 ただ、巨人移籍元年で5年総額15億円の大型契約。故障のリスクがあることで、出場は難しいとの見方もあった。が、同大会の東京プールの主催者でもある読売新聞関係者はこう言った。

「球団が止めることはまずありません。本人の意思で決まります。その本人も『選ばれたら出たい』とはっきり言っている。たとえメジャー勢の招集が難しくても、侍ジャパンは最強メンバーを選ぶという基本コンセプトがある。台湾代表だって同じでしょう。前回大会は巨人に在籍中のマシソンがカナダ代表で出場している前例もある。9月に骨折した肋骨の回復具合が関係してきますが、すでにWBCの出場は認められているはずです」

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