羽生結弦がインフルで欠場…全日本“主役不在”でフジ悲鳴
それにしても、あまりにタイミングが悪いインフル感染だ。寺田病院(東京・足立区)名誉院長の澤井廣量氏が言う。
「羽生選手がマスク姿で移動している姿をよくテレビで見ます。かなり注意していたと思います。しかし、インフルエンザは、予防接種を受けても、マスクをして、手洗い、うがいを欠かさなくても、感染者が近くで咳をすればウイルスはマスクを通過する。完全に防ぐ方法はありません。ただし、今はイナビルという特効薬がある。以前は1週間ぐらい会社や学校を休まなければならなかったが、早ければ4日ぐらいで復帰できる。羽生選手は咽頭炎も併発していると報じられましたが、22歳と若いので回復も早いでしょう。もちろん感染しないことが最善ですが、こういう言い方はどうかとも思うが、先週の感染なら今週末の大会は出場できたかもしれません」
羽生は週末、自分のいない全日本をテレビで観戦することになる。