箱根駅伝“幻の区間賞”めぐり…関東学連にまたも廃止の声
今回、照井より2秒遅い記録での区間賞を獲得した作田も複雑で、「(参考記録でも)負けは負け。1秒でも速い選手がいればそっちの方が強い。(区間賞の)トロフィーをもらっても微妙です。強い選手がいれば、そっちにあげればいいと思う」と本音をポロリ。選手からも不満の声が漏れ、“どうせ記録に残さないのなら、紛らわしいからやめた方がいい”と再び廃止の声が大きくなっている。
■連盟に聞くと…
関東学生陸上競技連盟に聞くと、こう返ってきた。
「(関東学連チームの存続については)毎回、会議で議題にあがっています。今のところはまだないですが、一年を通して協議をしているので、今回も(廃止か否かの議論は)あるとは思います」
来年の箱根に、白いたすきをつなぐ関東学連チームの姿はあるか。