ダルにも“トランプ危機” 米紙が「イラン出身」父親を危惧

公開日: 更新日:

 もともと排他的な土壌のチームだけに、なおさらダルが色眼鏡で見られる可能性もあるというのだ。

■NBAへの余波も

 トランプの大統領令によって、米国内はほとんどパニック状態。28日夜までに約280人が米国への入国を拒否されたという。

 余波はすでにスポーツ界にも及んでいる。ウィスコンシン州ミルウォーキーを本拠地にする北米プロバスケットリーグ(NBA)のバックスには、スーダン出身のセンター、ソン・メーカー(19)がいる。スーダンが入国停止7カ国に含まれているため、プレーオフでカナダのチームと対戦した場合、帰国の際に制裁対象とならないか、球団関係者は困惑していると、米スポーツ専門局「ESPN」は報じた。

 仮に父親が入国できなかったり、周囲から色眼鏡で見られたりしたからといって、ダルの球速が落ちるとは思えない。しかし、精神的なダメージは、本人のパフォーマンスに微妙に影響する。ダルの今後が心配だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇