007は4番予想 侍J“内野の要”巨人坂本が抱える唯一の不安

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 代表指揮官が目尻を下げた。

 巨人坂本勇人(28)が2日、侍ジャパン小久保裕紀監督(45)が見守る中、フリー打撃で弾丸ライナーのサク越えを披露。大きくうなずいた同監督は「現状、クリーンアップの一角をと思っている」と打線の中心に据えることを明言した。

 坂本は「どこを打つにしてもしっかり準備するつもりだったので」と涼しい顔だが、視察したあるライバル球団のスコアラーはこう言った。

「まだキャンプ2日目ですけど、坂本の打球が明らかに力強くなった。昨年の首位打者で、安打を打つコツをつかんだように見える。一昨年までの坂本はバットのヘッドが下がって出てくるので、外角球を苦手にする傾向があった。打ち方は大きく変わっていませんが、外角をうまくさばくようになった。そこにパワーが加われば、やばいですね。マギーや阿部などの候補はいますが、4番は坂本で落ち着くんじゃないかとみています」

■小久保監督は全幅の信頼

 オフの間に体が一回り大きくなった。昨年12月にダルビッシュ(30=レンジャーズ)に誘われて弟子入り。合同自主トレを行い、本格的にウエートトレーニングに着手した。効果はてきめん。体重は83キロから86キロに増量。本人も、「確かに体は大きくなりましたね。太もも? 太くなりましたね」と下半身が安定し、飛距離アップは実感しているという。

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