「吐き気がする緊張感」 SB内川聖一がWBCの重圧を吐露
「試合前の緊張感とか、もう異常。正直、吐き気がする緊張感の中でやらなければならない。試合前のセレモニーの時間とかすごく嫌でしたね。ジワジワくる感じ。早く始まって欲しいなと思っていました」
――対処法は?
「緊張感はプラスアルファの部分を引き出してくれる可能性もある。『いつも通りにやろう』と自分を落ち着かせるより、その緊張感を自分の中で認めながらやっていく方がいいんじゃないかなと思いますね」
――例えば野手は「打球が飛んでくるな」と思うそうだが。
「絶対あると思います。それがないとウソだと思う。それぐらいのものなんだと、そういう気持ちを背負って全員で戦っているのをファンの方にも分かって欲しい。侍ジャパンに力を送ろうという気持ちで、応援して欲しいなというのが正直な気持ちです」
――エースのはずだった大谷が欠場する。
「侍ジャパンは日本の野球界の最高峰。それに出ないという決断をした大谷君はすごく苦しかっただろうし、すごく大変な決断だったと思う。彼の気持ちを受け取った上で頑張りたいですよね」