新横綱・稀勢の里も接近か 3月場所に“朝青龍注意報”発令
■大阪は朝青龍の“ホームタウン”
自国でも暴力事件を起こし、近年はモンゴル・レスリング協会会長としても、散々ミソをつけた。リオ五輪では判定を不服としたコーチがパンツ一丁で抗議し、大ヒンシュク。レスリング協会内の金銭問題が発覚したのみならず、韓国でのアジア大会では関係者に交じって不法入国した人間がそのまま逃亡……と不祥事の連発。国際レスリング連盟(現世界レスリング連合)の理事選に出馬したが当選できるはずもなく、昨年、会長職を辞任せざるを得なくなった。
それだけに3月場所中に来日し、稀勢の里に接近することでイメージアップを図るのではないか、と危惧されているのだ。
ただでさえ、3月場所が行われる大阪は朝青龍の“ホームタウン”。優勝した直後に「ワシは大阪好きやで!」と叫び、喝采を浴びたこともある。
「以前も本場所中に国技館を訪れたことがあったが、マス席に座るや、立ち上がって観客に手を振る始末。あの時は注目をかっさらわれた土俵上の力士が哀れだった」(前出のOB)
新横綱としてのハレの舞台をぶち壊されなきゃいいが……。