新横綱・稀勢の里も接近か 3月場所に“朝青龍注意報”発令

公開日: 更新日:

■大阪は朝青龍の“ホームタウン”

 自国でも暴力事件を起こし、近年はモンゴル・レスリング協会会長としても、散々ミソをつけた。リオ五輪では判定を不服としたコーチがパンツ一丁で抗議し、大ヒンシュク。レスリング協会内の金銭問題が発覚したのみならず、韓国でのアジア大会では関係者に交じって不法入国した人間がそのまま逃亡……と不祥事の連発。国際レスリング連盟(現世界レスリング連合)の理事選に出馬したが当選できるはずもなく、昨年、会長職を辞任せざるを得なくなった。

 それだけに3月場所中に来日し、稀勢の里に接近することでイメージアップを図るのではないか、と危惧されているのだ。

 ただでさえ、3月場所が行われる大阪は朝青龍の“ホームタウン”。優勝した直後に「ワシは大阪好きやで!」と叫び、喝采を浴びたこともある。

「以前も本場所中に国技館を訪れたことがあったが、マス席に座るや、立ち上がって観客に手を振る始末。あの時は注目をかっさらわれた土俵上の力士が哀れだった」(前出のOB)

 新横綱としてのハレの舞台をぶち壊されなきゃいいが……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    阪神「老将の孤立無援化」の懸念…岡田監督に“勇退説”でコーチや選手もソッポの可能性

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    「24時間テレビ」に“旧ジャニーズ不要論”噴出…20年以上続いたメイン司会途絶えて視聴率回復の皮肉

  5. 5

    大谷が2026年WBCを辞退する可能性…二刀流継続へ「右肘3度目手術」は絶対避けたい深刻事情

  1. 6

    巨人ドラフト戦略に異変…浅野翔吾が覚醒気配で1位は《右の大砲》から《鳥谷2世》に乗り換え

  2. 7

    「麻生派でも裏金作り」毎日新聞スクープの衝撃!党政治刷新本部座長の派閥議員は国会で虚偽答弁か

  3. 8

    松田聖子と神田正輝の心中は? 神田沙也加さん元恋人・前山剛久の俳優復帰宣言に浴びせられる非難

  4. 9

    自民党総裁選で蠢動する“生臭い”顔ぶれ…甘利、萩生田、菅が「復権作戦」を醜悪展開

  5. 10

    もはや「苦行」、「回数ごまかせる」の指摘も…24時間テレビ「やす子マラソン」強行に視聴者ドン引き