マエケンに“2年目の特権” ドジャース首脳の心遣いに感謝
ドジャース・前田健太(28)の次回のオープン戦登板が変更された。
ブライアン・ロバーツ監督は6日(日本時間7日)、「ケンタ(前田)は8日(同9日)にシミュレーションゲーム(シート打撃)で投げる」と発表。前回登板(4日のカブス戦)から中4日なら次回は9日になるが、試合はなく、全体練習も休みのため、1日前倒しで実戦形式のマウンドでの調整に変更された。前田には休日返上で投球練習する選択肢もあったが、指揮官の配慮で免除された。
メジャーではエース級やベテラン投手はオープン戦ではなく、フリー打撃などに登板して調整するケースがある。前田は2年目にして首脳陣から特権を認められたようだ。
この日、ランニング、キャッチボールなど軽めのメニューで汗を流した前田は「ブルペンよりもゲーム(形式)の中で仕上げていきたい。(シート打撃は)試合よりも、いろいろ試せる部分もあるので」と指揮官の心遣いに感謝した。
なお、前田は13日のエンゼルス戦に登板する。