B組連勝でも采配に不安…侍J・小久保監督不人気の背景
「しかし、彼らに白羽の矢が立たなかったのは、読売グループがWBCに大きな影響力を持っているからです。東京ラウンドは読売グループの主催だし、NPBの事務局長は元読売新聞記者。株式会社化された侍ジャパンの事業会社の社長に日本テレビのスポーツ局長が就いたのを見てもそれは明らかで、良くも悪くも読売グループが牽引している。WBCの第1回大会から王、原、山本、小久保と続いた日本代表の監督はだから、読売色の強い人ばかり。王、原は言わずもがな。山本監督は日本テレビの解説者で小久保監督は王監督の愛弟子にして巨人OBでもある。極論を言えば、経験豊富で本人もやる気満々の野村克也元楽天監督だって候補に挙がってもいいのに、そういう声は出ませんから」
日本が世界一を逃しても、小久保監督だけを責められない。