今季初戦も出遅れ…森田理香子「復活」への遠い道のり
【ヨコハマタイヤ PRGRレディス 初日】
賞金シードを失い、最終QTランキングも77位とレギュラーでの出場試合が限られる森田理香子(27)が、スポンサー大会で今季初戦を迎えた。
アウト発進の初日は12番までに3バーディー、1ボギーとスコアを伸ばして上位進出を狙った。ところが、14番ボギー、16番トリプルボギーと終盤にスコアを落として2オーバー65位タイだった。
「(16番で)OBを打ってしまってスコアは仕方ない。ショットもアプローチもパッティングも悪くなかったのに、スコアが良くなかった。明日はスコアを伸ばすしかないので、狙っていきたいです」(森田)
この日のパット数は33。これでは勝負にならない。
賞金女王になった2013年は勢いがあり、サントリー女子では初日45位と出遅れても、逆転優勝するだけの力があった。しかしアプローチイップスに悩む今の森田に巻き返すだけの力はない。
出場試合が限られ実戦から遠ざかれば勘も鈍ってくる。一度失った勢いを取り戻すのは難しいのだ。