初V逃した青木瀬令奈 “スイング改造”をプロはどう見た?
昨年7月の大東建託以来、2度目の最終日最終組で首位発進の青木瀬令奈(24)だったが、今回も初優勝に手が届かなかった。
「ショットがあまり良いところにつかなくて、バーディーパットが打てず苦しいプレーになってしまった。空回りしてしまいました。年齢的にも早く結果を出したい」(青木)
青木は素振りと違い、ボールを打つ際にはトップが高いところに上がっていた。ややもすると変則スイングにも見える。
ジュニア時代から青木をよく知る田原紘プロがこう言う。
「153センチと小柄で、トップが高いところによく上がっていた。昨年は、どちらかといえばフラットなスイングでフック系のボールが出ていたが、今は絶対に左にはいかせないというスイングです。はたから見てきれいなスイングだから勝てるわけではない。フェード系になれば球が上がりキャリーが正確になり、ランも少ない。セカンドの距離感があってくれば、ジュニア時代からアプローチとパットがうまいだけに、今年は勝てると思います」