開幕投手に使命感 ダルの220イニング目標にフォークの壁
メジャーでは自軍の投手にフォークの使用を禁止する投手コーチは少なくない。肘に負担がかかり、内側側副靱帯損傷、断裂の一因とみられているからだ。投手コーチがゴーサインを出したのは、肘への負担が少ないスプリットと判断したためだが、本人がフォークと言い切る以上、リスクは伴う。
ダルは今季が故障明け2年目。トミー・ジョン手術は復帰2年目に最高のパフォーマンスを発揮できるとされる。好調なのをいいことにフォークを多投すれば再び、患部を痛めることにもなりかねない。