評論家は“20年限界説”指摘 宮里藍に見るゴルファーの宿命

公開日: 更新日:

【ANAインスピレーション】

 大会初日のコメントが、宮里藍(31)の現状を象徴している。

 イン発進の前半は3アンダーでターン。おそらくリーダーボード上位に自分の名前が載ったのを確認したはずだ。

 すると、「前半が良かっただけに、後半に力みが出てしまった」と、リズムを崩して41をたたき、2オーバー暫定80位タイ(強風サスペンデッド)だった。

 絶好調だった時にはメディアも「大きく出遅れ」と報じたが、不振が続いているだけに今では藍の成績にだれも驚かない。「力んだ」のも2012年を最後に優勝から遠ざかっており、今季米ツアーもこれまで3試合に出場して、56位、予選落ち、64位と低迷が続いているからだ。ホールアウト後はいつものように、「あともう少しでよくなる。2日目はしっかりと我慢したい」と前向きなコメントを残したが、それがかえって痛々しく見えてくる。

「もう第一線で活躍するには限界が近づいている」と評論家の宮崎紘一氏がこう指摘する。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に