援護なく敗戦…G宮国の伸び悩み6年は「コーチの責任」
■首脳陣は自分たちの指導力を棚に上げ…
開幕投手を務めた13年ごろ、当時の原監督は「なかなか伸びてこない。我々の指導の問題」と漏らし、「育て方を間違えたかもしれない」「プロとして恥ずかしい」「あれじゃファンに申し訳ない」「大学でもエースにはなれない」などとやり玉に挙げられた。才能を開花させられない首脳陣は、自分たちの指導力を棚に上げて苛立った。
「当時、宮国はいろんなコーチにいろいろなことを言われ、一時投げ方を忘れるほどのパニックに陥った。二軍で頭を丸刈りにするほど悩み、ふさぎ込んだ時期もあった。15年からは中継ぎに転向。小谷コーチが今季から復帰したのも、宮国らが伸び悩んでいるのが理由でした。逆に言えば、これでダメなら、万策尽きることになります」(チーム関係者)
今年こそ頼むぞ――。責任を負いたくないコーチたちはヒヤヒヤしている。